Web拍手を押してくださった方、拍手にてコメントをくださった方、ありがとうございました。
そうですね、帰ってきてくださったら本当に嬉しいなぁ。まぁほとんど諦めているのだけど。
我が家にはムーミンのお皿があるのだけど、それは昔父が使っていたもの。なので、今でも
そのお皿を見るたびに父の事を思い出す。別にわざわざ使う必要も無いのだけど、洗って
食器棚にしまう時に一番上に重ねられるので、結局また上から使う事になるのだった。
父は厳しい人だったと思う。頑固親父というか、亭主関白というか。小さい頃から叱られたり
たまに叩かれたり。幼いうちに厳しくしつけてくれた事に感謝している部分もあるんだけどね。
よく機嫌が悪くなったら一切しゃべらなくなり、気まずい空気が生まれた。嫌だったな。
いつも顔色を伺っていたように思う。そのわりには結構機嫌を損ねるような事をしていたけど。
6歳のある時から、「自分は父から好かれていないのだ」という事を考えるようになった。
それはある出来事がキッカケだったのだけど、その事は今まで誰にも話していないし、たぶん
話す事も無いだろう。まぁ大した出来事では無いのだけれど。でもしっかりと覚えている事。
父からすると何でも無い事だったと思う。たぶん、いや間違いなく覚えていないと思う。
それでも、そんな些細な事でも、子どもの記憶にはしっかりと残ってしまう場合があるのだ。
でも僕の事が嫌いだった訳では無いはずなのだ。褒めてもらう事も(稀だけど)あったし、
楽しく話した事だってあった。父は不器用だったのだろう。その血を引いた僕もそうなのだ。
いっしょに暮らしていた時は嫌いだったし、苦痛を感じていたけれど、今では薄れた。
成長したから許せるようになった、という訳では無く、ただ離れて暮らしているから、かな。
僕にとって両親が離婚した事は良かったのか、悪かったのか・・・どちらだろうな。
また気が向いたら続きを書こう。という事で今回はここまでです。それではまた。